ギター王子!2007/07/28 00:00:00

ギター王子「西山毅」
最近すっかり自分の中でも封印しているかのような HOUND DOG。
そのハウンドドッグのギタリスト西山毅
インストアイベントでさいたま市のイオン与野ショッピングセンターにやって来ると聞いて
居てもたってもいられず、相方と見に行った。

イベント会場はホントにここで毅がギターを・・・?!
という所でよく新人が握手会をやったりする感じのショッピングセンター内の特設会場。
6月に発売されたNew Alubum 虎音(HU-YIN)のプロモーションだ。

イベントは毅ともう一組、最近一緒にツアーを回ったりしている
N/Y Funk Shot!! が先にステージに登場。
ギター&ボーカルの米川さんはあの「C-C-B」のギタリストだった人だ。
彼は自分の世界に入っているのか・・・?
まったく客の方を見ない。
ある程度のトップクラスで活躍していた人が
こういうところで演奏するってどんな気持ちなんだろう?
なんて考えながら、ちょっとせつない気分になりながら見ていた。

そしていよいよ西山毅登場!

ギター侍のTシャツを着ている。
そうそう、ギター侍の元祖はやっぱり毅君だよね~!

元気よく演奏開始。
曲は・・・すべてNew Alubumから

1.抱きしめたい
2.Shout At The Horizon
3.Here We Go
4.涙のBIRTHDAY


狭いステージなのに、ひとりなのに、いつものニコニコ顔で
アクションタップリにプレイする毅の姿に感動!
ギター回しまで披露してくれた。
ショッピングセンターなので、
店内放送は入るし、
子供のギャ~~~~っという泣き声は聞こえるし・・・で
とても良い環境とは言えない場所での演奏だけど、
まっすぐにお客さんの方を見ながら、ひたむきのプレイする姿は
やっぱり毅は「ギター王子」だわ。
何とかこの人を応援してあげたい!と思った。

ミニライブ終了後、CDを買った人にサイン会があった。
私は実はもうCDは買っちゃってあったので
相方だけ購入。
私はカメラマンに徹することに。
サインはひとりひとりに丁寧に応じてくれて、
ちゃんと名前まで書いてくれていた。
相方はサインをもらう時にちょっと話ができたようで
相方が毅君に
「昔から応援していますが、今日はこんなところで西山さんの演奏が見られるなんて感動しました」
と伝えると
「いや~僕も違う意味で感動しました」
とのこと。
こんなところでやっている自分に感動したのか?
こんな場所でも聞きに来てくれる人がいることに感動したのか?
どっちなんだろう??
そして相方が
「西山さんのギターはホントに泣けるので、これからもずっと応援しているのでがんばって下さい!」
と伝えると
「そういうファンの方の言葉が本当に僕もうれしいんですよー!
とても力になります。」

と言ってくれたそうだ。

サインをもらって戻ってきた相方は目を真っ赤にしてとても高揚していた。

ホントにいつも変わらぬ笑顔で
ギターを弾いていた西山プリンスメロン毅!!

こんなところじゃなくて、ちゃんとしたステージをやらせてあげたいなぁ~
いつかそんな日がくることを祈って密かに応援して行こう。

HANBUN DOG(6-3)2006/11/25 00:00:00

こんなステキなケーキも!
久々にHOUND DOG・・・。
ハウンドドッグの橋本章司、西山毅、八島順一の3人によるHANBUN DOG(6-3)が
自主制作CD♪We are the HOUND DOGを発売した。
記念ライブを赤坂のダーツバーANTZ Republicで行ったのではじめて3人のライヴを見に行った。
会場は普通のオシャレなダーツバーで、
申し込みの遅かった私たち(相方と私)はかなり遅い整理番号だった。
しかし店内は狭いのでステージは近い。
今回はワンドリンクとビッフェ形式のフードつき。
席が後ろのほうだったので
後方に置いてある食べ物が近くて結構がっつり食べられた。
みんながひととおり食べ終わった頃に待ってましたメンバー登場。

センターに立つやっさんの姿になんだかとっても頼もしさを感じた。
2度の手術を終えたやっさんはすっかり元気になっていて、
あの武道館のときに杖をついて青白い顔をしていたやっさんとは別人のよう。
まだ指先に多少しびれは残っているらしいけど、
無事に元気になってよかった。

アコースティックライブでのやっさんのボーカルだけど
やっぱり毅とやっさんのふたりのツインギターが本当に嬉しい。
やっぱりこのふたりがいて初めてHOUND DOGだ。
やっさんのトークに突っ込みっぱなしのブッチャー。
いつも変わらぬ笑顔が嬉しい毅君。
彼の笑顔は安心できる。
選曲も渋い曲があって大友康平の選曲よりもファンが聞きたい曲が並んでいるかも・・・。
ライブ中盤でやっさんが「キーがきついから誰かここに出てきて歌って!」という呼びかけに
勇気ある人が名乗り出た。
大宮からひとりで来たという鈴木君。40歳。独身。
この鈴木君がメチャメチャ歌が上手かった。
なりきり大友康平で、MCまでバッチリ。
かなり歌いこんでいると見た。
しかも彼は、ドッグの曲の歌詞カードをバッグの中に持っていた!
いや~彼には本当に驚いた。
彼があまりに上手すぎたのでその後は誰も出られない空気だった。
もちろん相方も出る幕なし・・・。

あっという間の2時間で、ハートウォーミングな時間を過ごすことが出来た。
大友康平のひとりハウンドドッグは2回のライブに行ったが
それよりもドッグらしくて安心できるライヴだった。
後半のメンバー紹介でやっさんが自ら「ボーカル八島順一!」と言っていたのがちょっと微妙だったケド・・・。
ちょっと友人のバンドのライヴに行ってきたような感覚。

それにしても今後彼らはどうするのだろう?
6人ドッグに戻ることが一番いいけど、
なかなかそれは難しいだろう。
いい音楽活動ができればいいけど・・・。
20年以上つきあってきた私としては、何とか応援してあげたい。


【セットリスト】

1 Still!
2 Best of Dream
3 Cristy
4 ラストシーン
5 ff (vocal 鈴木君)
6 AMBITIOUS (vocal 鈴木君)
7 涙のBirthday(毅's Guiter Version)
8 横浜レイニーブルー(赤坂レイニーブルー)
9 Rainy Lady Goodbye
10 We are the HOUND DOG

En1 涙のBirthday(毅's Guiter Version)
En2 嵐の金曜日

WEn1 ff (vocal 鈴木君)
WEn2 We are the HOUND DOG


悲しい武道館。2006/09/02 00:00:00

悲しいほどの青空になった武道館。
とうとうこの日がやってきた。
ひとりハウンドドッグ大友康平の武道館ライブ。

こんなにワクワクしない不安な武道館なんて・・・。
去年の武道館も不安がいっぱいだったけど、
まだ希望の光はあったと思う。。。
今年ほどの絶望感はなかったはず。
私たちにしては珍しく開演より1時間以上前に会場へ到着。
早く着いたせいもあるけど、やはり武道館にしては、人も少なかった。
会場前に集まるKidsたちを見ても、イマイチみんな熱気を感じられない。

開演が近づいてきて、次々と顔見知りが集まってくる。
会場内に入り開演を待つ。
アリーナ、1階席は、予想していたよりも客が入っている。
私たちは今回1階南でほぼ真正面。

東京のライヴではいつもコールの音頭を取っているY君を開演前にも見かけた。
しかし今回は彼は登場しない。
そんな訳で、いつもの「康平コール」はほとんどないままにライヴがはじまった。

1曲目のアンビシャスが始まってから、
通路を挟んで隣席にゾロゾロと数人のグループが入ってきた。

なんとっ! ブッチャーとやっさんだったのだっ!

すんごいビックリ!!
一瞬にして頭が真っ白になり、集中力を欠いていく私と相方。
ギョウカイヘッドロックの渡邊裕二さんも一緒だ。
1ヶ月ほど前に貧血で倒れ、
「外傷性クモ膜下出血」になり一時は命の危機にさらされ、
やっと退院したばかりのやっさん。
顔色は青白く、両脇を周りの人に支えられ、杖をついて歩いていた。
ブッチャーとやっさんは終始、微動だにせず、
厳しい表情でステージの大友さんをじーっと見つめていた。

何ともせつない気持ちだ。
私は大阪野音でたくさん泣いて、覚悟を決めて、免疫をつけてここへ来た。
もうハウンドドッグの武道館は見られないかも知れない・・・という思いもあって今日は見に来たのに・・・
やっぱりこんなの絶対にハウンドドッグじゃない!
大阪よりもステージが大きくなった分、細かいところが余計に気になる。
しかも最悪なことに「Kiss DE 極楽」の途中で数秒間、音が飛んだ。
「うそっ?! ありえねぇ~!!」

大友さんお得意のナンバー「BABY BLUE」~「おちょくられた夜」のつなぎでもイマイチ息が合わない演奏。
うわっ!キーボードやっちゃった!
う~ん、ベースが! ギターが! そしてドラムが一番気になるほど違うっ!!
とにかく間が違うんだよ~!
いくらプロが終日練習したって、25年一緒にやっているように呼吸は合うはずがないのだ。

やたらデカイ音と、何かから逃げるように叫ぶ大友さんの歌。
大友さんが叫べば叫ぶほど、私のテンションはどんどん下がっていく・・。
とうとう今回は席に座って見てしまった。

そしてなんの工夫もないいつもの選曲、
ただ派手な演出とセットだけが印象に残る本編が終わり、
シ~ンと静まり返る客席。
もちろん「康平コール」(アンコール)は数少ない。
DOGの武道館と言えば、
「1階2階席から降ってくる歓声、それに負けずに叫び拳を上げるアリーナ席」
というのが当たり前だと思っていた。
かつて「ACROSS THE RAINBOW」の武道館でかなり2階席が黒幕で覆われ、寂しい思いをしたことがあったけど、
今回はKidsが声を出せない、拳を上げられないのだ。
席に座ったままボーゼンとするKids。
やけになって盛り上がろうとするKids。
(実際に相方もこのパターンだった)
みんな悲しい目でステージを見つめている。

ブッチャーとやっさんはアンコールが始まるとすぐに席を立った。
何か声を掛けたかったけど、とてもそんな雰囲気ではなかった。
やっさんはロビーに出てからは車椅子に乗っていたそうだ。
武道館ライブ後にパーティーを開いたらしいけど、大丈夫だっただろうか?
やっさんの姿を真近で見て、ますます心配になった。
どうか無理せず本当に大事にして下さい。
そのあと私も普段なら有り得ないけど、アンコール中にも関わらず、トイレに行った。
ロビーでタバコを吸ったり、ボーっとしている人がかなりいた。


もう一人ドッグには行かない。
GOOD FELLOWSも更新しない。
数日前に届いた最新の会報にも、言い訳がましい記事が載っていた。
不信だらけの事務所の顔が見えないスタッフの記事なんて信じられない。
どっちを信じるって、そりゃあブッチャー,やっさんの言葉を信じるに決まっている。
彼らと私はもう20数年つきあって(?)きているのだ。

大友さんは何をそこまで意地になっているのだろう?!
とにかく一日も早くメンバーだけで話をして、答えを出して欲しい。
私たちkidsは祈りながら待つだけだ。

HD6復活へ向けて!2006/09/01 21:26:16

7人目のメンバーからのメッセージ。
9月になった途端、とても涼しくなった。
暑いのは苦手だけど、夏の終わりはちょっぴり寂しい。

いよいよ明日は「ひとりハウンドドッグ」の武道館ライヴ。
我々ファンをはじめ、大友さん以外の5人のメンバーも6人でのバンド活動を望んでいる。
全国のファンの有志一同が今日9/1発売のスポーツ紙に広告を出した。(写真)
私も相方も微力ながら賛同者のひとり。
こんな広告を出したところでどうなるのか?
何も変わらないかも知れないけど、
ここ数ヶ月ずっとモヤモヤした気持ちを持ち続けているファンとしては
何か行動を起こしたかったのだ。

頑なに元メンバーとの接触を避けている大友さん。
偶然にもこの新聞は我が家では結婚以来何年も取っている新聞。
そして確か大友康平氏も自宅に取っていると以前新聞紙上のインタビューに答えて いた。
きっと大友さんもこの広告を見てくれる・・・はず。
少しでも大友さんの心を動かせればいいのだけど・・・。

そして今日は東京地裁で
元メンバーの単ちゃん(key)と鮫ちゃん(bass)が告訴した民事訴訟の裁判が行われた。
詳しい情報がまだ入ってきていないけど
やはり大方の予想通り、原告の2人はブッチャー(dr)、やっさん(g)、毅(g)の3人の被告とは無条件で和解したそうだ。
現状を考えれば、これは小さいけれど、大きな一歩だ。
最初はかなりうさん臭いと思っていた ギョウカイヘッドロックだけど、
この写真を見たら、うれしくて、せつなくて涙が出てきた。
鮫ちゃ~ん!
やっぱりあなたは偉いっ! さすがスーパースター鮫島秀樹!!!


やっぱりそうだよねっ!6人揃ってこそのハウンドドッグだよねっ!

そして訴状には『5人でHOUND DOGの再結成を目指す』という条項が盛り込まれているらしい。
他の5人がここまで歩み寄っているのに、大友さんがまだ戻れない理由 は・・・?
大友さんというより、やはり事務所の問題なんだろう。
素人な私の勝手な推測だけど、おそらくは「金」の問題が大きいのではないかと思う。
iehokは大友康平の個人事務所。
結局は大友ファミリーが儲かればそれでよい・・・という考えなのではない か?
他のメンバーだって50歳前後。
今更リストラされても生活にはかなり困るはずだ。

「愛と勇気の百貨店」とまで言われていたHOUND DOGがこんなことで崩壊するなんて・・・!
やっぱりファンの私たちだって納得できない。

さて、明日はどんなライブになるのだろう。
大阪の二の舞はゴメンだ。

あと1週間・・・。2006/08/26 00:00:00

ひとりドッグ。
とうとうひとりハウンドドッグの武道館公演まであと1週間となった。
結局、一緒に行く予定だった妹と姪は、都合がつかずに行けなくなった。
ドッグがこんな状態だし、姪は一応(?)受験生なので無理に誘うことも出来ない。
まっ、iehokに思い知らせるには、空席があったほうがいいと思うけど。

私もあまり気は進まないけど、武道館に行く。
相方は、
「あまり考えたくないけど、このまま6人ドッグに戻らないなら、
これが最後の武道館になるだろう。
だから、無理やりでも盛り上げたい!」
と語っている。
そんなことを言ってはいても大阪野音のときにも途中でテンションがだんだん落ちて行ったっけ・・・。

Dog Kids のみなさん、心と身体の準備は出来ていますか?

また、このブログをご覧の方で、ちょっとでもひとりハウンドドッグを見てみたいと思った方がいたら、
私にDMしていただくか、コメントにその旨記載してください。
チケット2枚余っています。
格安にてお譲りします!

どうする?武道館。2006/07/27 00:00:00

問題の大阪野音Liveから5日。
日本中のDog Kidsが悩んでいるだろう・・。

Hound dogにとって特別な場所「日本武道館」での50回目となる記念ライブ。
今日、GOOD FELLOWSから武道館ライヴへの意思確認の為の往復ハガキが届いた。

9/2(土)に行われます「日本武道館ライブ」に関しましても、大友康平とサポトメンバーでの公演となります。
急遽このような状況になりました事を深くお詫び申し上げますと共に、
この状況変更による本コンサートへの参加の 確認させて頂きたく、ご連絡させて頂きました。

とのこと。

6人じゃなきゃダメだっ!
という為には、みんなで行かないで空席作ってやるのがいいんだろうけど、それもツライ・・・。

我が家は相方は「見届けなくちゃ!」と言っているし、
去年の武道館にも参加した私の妹と中学3年生の姪も連れて行く予定だ。
姪は、小さい頃からダンスを一生懸命やっていて、
数年前に行われたHOUND DOGの曲を全編に使った子供たちだけのミュージカル「キッズだらけの天使」に私の勧めで渋々応募したらオーディションに合格してしまった。
最初は「ダンスはいいけど、歌も演技も苦手だから・・・。」なんて言ってのにやり始めたらたくさん友達もできてとても楽しかったらしく、
最終的にはミュージカルの魅力に目覚め、2役も貰って出演した。
もちろんたくさんのドッグの曲も歌えるようになった。

去年の武道館では初めてホンモノのHound dogのライヴを体験して大感激していたのだ。
イマドキの中学生にカッコイイと言われる大友康平はやっぱりステージで輝くのだ。

さぁ、全国のDog Kidsは武道館どうするんだろうか?
きっと不安を抱えながらみんな集まってくるんだろうなぁ・・・。

大阪野音ライブ(ネタばれあり)2006/07/23 00:32:24

大阪野音のポスター
全然ワクワクしない気持ちのまま、大阪野音ライヴに行って来た。
天気はどうにか晴れてくれてよかった。
初めて行く会場だったし、到着は以外に遅くなってしまい、開演10分前ぐらいに入場。
野音といっても日比谷よりかなりこじんまり。
まぁ見やすいと言えば見やすいけど。

会場入りしてすぐに私たちの目の前にナント、ブッチャーがっ!
えっ!やっさんと毅もいたっ!
場内は騒然となり、みんなビックリ。
目の前の3人に何を言っていいかわからず、思わず私はやっさんに向かって
「やっさん、がんばってください!」
と声を掛けてしまった。
その声に笑顔で答えてくれたやっさん。
がんばれって何をだよ・・・って自分でもよくわからないけど
何か言わずにはいられなかったのだ。
3人は一般チケットで入ってきたようで、芝生席の一番後ろでライヴを観たようだ。
3人に気付いた他の人たちもみんな気になって後ろばかり見ている。

「康平コール」がはじまる。
なんだかちょっとせつないコールに聞こえるのは気のせいではないはず。

SEが聞きなれないジャズっぽい曲になり、サポートメンバー登場。
一瞬「えっと・・・今日は誰のライヴに来たんだっけ?」
という感覚になる・・・。
そして大友康平登場。
1曲目は♪でっかい太陽 Jump! Jump! Jump!
楽しい野外の夏のテーマソングなのに、
違うメンバーでのこの曲なんて有り得ない~~~っ!
という思いが溢れてきて、
私の瞳からはどんどん涙が溢れてくる。
とてもとても、ジャンプ!できる状況ではない。

だけど・・・さすがに20数年かけて100本以上のライブに行っているから
自分でも悲しいかなドッグの曲が流れてくると自然に身体がビートに合わせて揺れ始めてしまう。。
驚いたのは観客はもっと醒めているかと思ったけど、一見すると普通に楽しんでいる人もいる。
いつものように声援を送り、拍手を送っている人。
腕組みをしてじっと見つめている人。
時折涙ぐんでいる人。

「We are HOUND DOG!!!会いたかったぜ、熱い大阪~~~!」
の雄叫びがムナシイ・・・。
「We are ちゃうやん!」とひとり突っ込みを入れていた私。

サポートメンバーの方々はさすがプロ!
ソツなくこなしている感じだった。
ドラムの小田原さんはレベッカの元メンバー。
レベッカも何度もライブに行ったし、自分でコピバンもやっていたので
どうしてもレベッカのドラムに聞こえてしまう。
サポメンの演奏は、楽譜どおりにオリジナルメンバーの演奏を一生懸命再現しているんだろうけど、
なんかね、すげーうまいコピーバンドを見ているみたいだった。
当たり前だけど、ドッグのステージじゃないのよ。

スタッフもどこから集めてきたのかわからないけど、
照明は始まってすぐに壊れるし、
マイクはハウリングしているし、
今回は奮発したのか、派手にドライアイスや炎は使う、更に爆竹まで使っていた。
これがまた予想以上にデカイ音で、そりゃあもう~ビックリ!
大友さん本人もかなり驚いていて、さすがに前の方の観客に
「大丈夫だった? ごめんね。」
なんて声を掛けるほど。
イエホックなんか怪しい・・・!

久しぶりに歌う曲が数曲あった。

♪冷たいことばには 同じ傷が痛むぜ
いつまでも半分づつ わけあった心がある

風のように生まれてきた 俺たちには別れはない
Sha la la la・・・Sha la la la・・・Long-Goodbye Friends♪

(Long-Goodbye)

えっ? これってメンバーにさよなら言っているの??

♪ こだわり続けて転がるのさ 本当に自分を探すため
ごまかし まやかし かげぐち うそつき
ほっとけ 一切関係ない
Rock Me Rock Me Rock ME Baby
現在を見つめろ
Rock Me Rock Me Rock ME Baby
魂 焦がして
Rock Me Rock Me Rock ME Baby
嵐を起こして
Rock Me Rock Me Rock ME Baby
明日を変えたい♪

(Rock Me)

♪他人の目ばかり気にして
生きてくことなんて死んだも同じさ
たとえハミダシ者と呼ばれても 自分はだまさない

ハートを呼びおこせ 錆びつくその前に
他人よりも熱くなれるなら
アウトサイダー 現在だけを信じて♪

(OUTSIDER)

あきらかに観に来ている3人へ向けてのメッセージと受け取れる選曲。

大友さんは途中のMCでは
「こんな時にこんなにたくさん集まってくれて嬉しいぜ~
みんないなかったらどうしようかと思った。」
と言ったりしていたが、勘違いされては困る。
今日はあなたの生の声を、言葉を聞く為にわざわざ来たんだよっ!
更に大友さんは
「改めて思ったけど、ドッグの曲は本当にいい曲が多い。
ごちゃごちゃ言うより、ドッグの曲が歌詞がすべてだ!」
みたいな発言。
そのホントにいい曲を作ってきたのは、あなただけではありません。
6人のメンバーみんなで作ってきたんじゃないのか?!

極めつけはやっぱりこの曲・・・

♪裏切りもあったけど 孤独に唄うよ
シャウトして クライマックスはすぐそこさ
starting all over now
あきらめるな ついて来いよ
俺たちの長い旅 はじまったばかりさ♪

(ラスト・ヒーロー)

本来ならば♪ラストヒーローの間奏で 聞けるはずの
毅とやっさんのツインギターソロが大好きだ!!

ギターソロを弾いているのは葛城さんだけ。
ツインギターじゃない・・・。
相方曰く「まるで高橋君とやっさんの初期メンバーの時のようだ・・・!」
私はまたまた涙が溢れる。
だって違うんだもん!
隣で相方が半分ヤケッパチで大声を出している。
だけど彼もいつもの気合はない。

こんなに楽しくない不完全燃焼のドッグのライブは初めてだった。
ライヴ後の万歳三唱も、3本締めもなし。
全然楽しくなかった。
拳を上げることもほとんどなく、声も出さなかった。
一度も笑顔になれなかった。
辛かった。 苦しかった。

せっかくお金と時間を掛けて、はぐにも寂しい思いをさせて行ったけど
大友康平は何も語らなかった。
「ついて来るヤツはついて来い!」
その一言だけで、何も語らない大将について行くことは出来ない。
大友康平は昔から、一度決めたら、良くも悪くもそれを頑固に貫く人だ。

ライブ後、いつもはおいしいビールもなんだかヤケ酒になってしまった。
今回のライブを観て私が感じたこと。
私たちはも6人でのドッグの復活を願っているけど、
大友さんはもう6人じゃなくてもいいんだ・・・と。
そんなんで「HOUND DOG」を名乗るのは辞めてくれ!
ドッグは大友さんひとりのものではないはず。
メンバー6人の、ファンのみんなのものだ。
これ以上、みんなのハウンドドッグを汚すのは辞めてくれ!
会場に来ていた3人はどれほど哀しい思いをしたか・・・と案ずるとますます胸が痛む。

もう武道館にも行きたくなくなってきた。
25年間ドッグと共に歩いてきた相方からは
「武道館までは見届けよう。」
と説得されているので、たぶん行くことになると思うが・・・。
元メンバーの鮫ちゃん、単ちゃんが
「HOUND DOG」の商標権で裁判を起こしているが、
判決が武道館公演の前日、9月1日に出るそうだ。
こうなったらそっちに勝ってもらいたくなってきた。
マザーに利権が行くのは気に入らないけど・・。
いよいよ私もドッグを卒業する日が来たのかな・・・?
なんて悲しいけど考えてしまう大阪ライヴだった。

あまりに長い付き合いだったので、まるで長すぎた春・・・の後に
大好きだった人に失恋してしまったような気分。
しばらくはこの傷が痛みそうだ。。。

夢なら醒めてくれ・・・!



♪野音で演奏した曲リスト♪



でっかい太陽Jump! Jump! Jump!
Destiny
Go Goサタデーナイト
Funny face
No No My Dearin'
Kissで極楽
おちょくられた夜
Midnight Boogie
Long Goodbye Friends
Outsider
Believe
Rock Me
AMBITIOUS
Bridge
Knock me tonight
ラストヒーロー
太陽に向かって

(アンコール)
だから大好きRock’n roll
ff
STILL!
Jのバラード


記憶をたどって書き出してみたのですが、曲順はたぶん違います。
抜けている曲もあるかも・・・。

いよいよ・・・2006/07/21 23:49:53

メッセージTシャツ。
明日はとうとう大友康平ひとりハウンドドッグの大阪野音!
ドキドキというか、どうなってしまうのか不安がいっぱい。

明日ははぐは保育園でお留守番してもらい、新幹線で大阪へ。
どんなライヴになるのだろう??

明日の為に思いを込めてTシャツを作った。
相方とふたりでこれを着て、歴史の証人になる。
(ちょっと大げさか・・・?)

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管理人のポンちゃんです。
我が家のハッスル犬、バセンジーのはぐ♂4歳と
ロッケンロール大好き夫婦のドタバタ生活のエピソードを紹介します。

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