トロッコ列車と保津川下り (京都旅行 其の参)2007/10/23 00:00:00

保津川下り
旅行2日目は、とりあえず嵐山方面へ。
JR嵯峨野線で嵯峨嵐山駅へ、そこからトロッコ列車へ乗り換え。
保津川沿いを景色を見ながら進む。
まだまだ紅葉には早く、あと1ヶ月ぐらいはかかりそう。
きっと紅葉の頃はすごい人出なんだろうけど、キレイだろうなぁ~

トロッコ列車の終着駅・亀岡まで行き、そこからバスで船着場まで。
電車から見ても、今日の川はかなり水量が少なかった。
こんなんで川下りできるのかなぁ~と思えるほどの水量のところもあったし、
ちょっと不安に思いつつも乗船。
今の時期は、何もないので、人も少なめらしい。
船頭さんは予想していたより若くてちょいと嬉しいおばちゃん。 ←私。

船頭さんは3人で1チーム。
水量が多いときにはもう一人増えるそうだ。
あそこまで大げさではないけど、
ディズニーランドのジャングルクルーズのお兄さんのように(?)
楽しいトークをしながら賢明に櫓をこぐお兄さん。
私より年上のオバサマ方はそりゃあ嬉しそう。

それにしても水面近くから見る景色はいい!
かつて四万十川でカヤック(カヌー)にハマった日々を思い出す。
またカヌーで川下りしたいなぁ~

川下りの途中、野生の小鹿を見た。
カワイかった♪

約2時間の川下りを終えて、嵐山に到着。
これまた映画やドラマによく登場する渡月橋を見る。
うわぁ~すごい人・人・人!!!
とても写真なんか撮れる状況ではない・・・(汗)

さすがに嵐山は修学旅行生も多い。
逆に外人さんはあまりいなかった。
とりあえず人混みを避けて、裏通りに入ったところでランチ。

午後も歩くぞ~

(続く)

これぞ京都! (京都旅行 其の四)2007/10/23 00:00:01

清涼寺の中庭はほんのり色づいていた
ランチ後、嵐山からのんびり散策しながら清涼寺(嵯峨釈迦堂)へ。
ここも前から行きたかった場所。

母はここ数年、仏像を観る為に各地の神社仏閣を見て回るのが趣味のひとつになっている。
ここにも来たことがあるようで、ここのお釈迦様はとても美しいと言っていた。

私はというと、京都に来るのは5~6年ぶり。
前回来たときは、ついでに寄った程度。
何故か京都は通過してしまうばかりだったのだ。
ちゃんと観光したのは、中学校の修学旅行以来だ。
その修学旅行の記憶もほとんどない。
友人たちと夜通しトランプや花札をして遊んでいた記憶しかない。
それに中学生の私には、お寺や仏像には興味は持てなかった。
やっぱり京都は大人になって初めてよさがわかる街かも。

そして清涼寺。
拝観料を払って本堂へ。
母の解説どおり、ご本尊の釈迦如来はとてもスタイリッシュ。
ここで私は「美声のお守り」を買った。
今月に入ってずっと風邪がスッキリ治らずに喉の調子が悪かったので
これで治るといいなぁ~ 

本堂の裏手に回ると、とても素敵な中庭があった。
ここはこの旅で唯一、紅葉が見られた場所。
やっぱりお寺と紅葉したもみじと池(水辺)というのは、う~ん絵になる。
「日本に京都があってよかった。」
と思える瞬間だ。

(続く)

これが食べたかったのだ。 (京都旅行 其の五)2007/10/23 00:00:02

大文字屋のあぶり餅
清涼寺の拝観を終えて、
ちょっと楽しみにしていた清涼寺境内にあるお茶屋さん「大文字屋」で休憩タイム。

名物のあぶり餅をいただく。
残念ながら、くずもちはすでにこの日は売り切れていたけど
食べたかったあぶり餅を食べられて幸せ~~~♪
これホントのお餅なのだ。
小さく一口サイズであぶったお餅に甘い味噌をからめてあって
疲れた体に絶妙ウマイ!

これが一皿12本もあるので、最初は食べられるかなぁ~と思ったけど
食べ始めたら・・・心配無用でペロリと平らげちゃった。

さて次は嵐山まで戻り
京福電車に乗ってこの旅の最大の目的地に向かう。

(続く)

遠い日へ・・・(京都旅行 其の六)2007/10/23 00:00:03

広隆寺境内は何百年も変わらぬ景色。
嵐山から懐かしい京福電車に乗って太秦へ。
実は、母は小さい頃ここに住んでいたのだ。
曾祖母も祖母も実は芸妓さんだったのだ。
太秦といえば、映画の撮影所。
母の実父は、撮影所で仕事をしていたとある役者さんで
母はいわゆる「妾の子」だったのだ。

ここには私の曾祖母が20数年前まで住んでいた。
広隆寺のすぐ隣、庭続きにその長屋はあった。
電車を降りると、母は懐かしそうにスイスイその場所へ歩いて行く。
私も後を続く。
小学生の頃に来て以来だ。
うっすらとだが、広隆寺の庭や仁王門の記憶が微かにある。

当たり前だがすでに長屋はなくなっていて、道も微妙に変わっていた。
母が小さい頃、毎日鬼ごっこをして遊んでいたという広隆寺へ。
周りの様子は時代と共に変わってしまったけど
境内の景色は母が幼かった70年前と同じだ。
当たり前だが、昔はなかった拝観料を支払って霊宝殿へ。
当時は母もここにこんなにたくさんの国宝級の仏像があるなんてことは
思いも及ばなかった。
特に飛鳥時代の弥勒菩薩半跏思惟像は国宝第一号に指定されたもの。
とてもやさしいお顔だ。
そういえば、母はこの仏像の写真を自宅にも飾っていたっけ。

本当に見ていて飽きないぐらいたくさんのお仏像が展示されていて
時間が許せば、しばらく眺めていたいと思える場所だ。
ここにいると、こんな私でも心が清められるような気がしてくる。

ノスタルジックな気持ちのまま太秦を後にした。

本当はそこから北へ上がったところにある仁和寺へ行きたかった。
仁和寺にはペットのお守りがあるという噂を聞いていたからだ。

でも時間もなさそうなのであきらめて四条大宮からタクシーで三十三間堂へ。

ここは母が「どうしても行っておいた方がよい」と私に勧める場所。
ギリギリ拝観時間に間に合った。
堂内に入ると、想像していたよりはるかにたくさんの千手観音立像に圧倒される。
前後10列に整然と並ぶ観音さまの姿に、
映画「アイロボット」でのワンシーンを思い出してしまった。
サニーが隠れているあのシーン。

更に風神雷神 四天王を従えた千手観音坐像、
それに仕える二十八部衆の仏像が力強くエネルギッシュだ。
思わず「カッコいい~!」と言ってしまった。
ここもまたゆっくり来たいなぁ~

スピリチュアルな気持ちになりつつ、
夕暮れの京都タワーへ上ってみる。
ここは母も私も初めてだ。
京都の街が一望できて思ったより楽しい。
望遠鏡で遠くを見るのも楽しいものだ。

(続く)

古きモノと新しきモノ (京都旅行 其の七)2007/10/23 00:00:04

夜の京都タワー
京都駅って建物自体がすごくオシャレ。
伊勢丹があるのは知っていたけど、
こんなにカッコいい作りだったとは知らなかった。
ずーっと外の大階段とエスカレーターで、
途中にステージもあり階段がそのまま客席になるようだ。
夜はホントに夜景がキレイで、格好のデートスポットになるみたい。

古都のイメージとはまったく違う近代的な建物がとても素敵だ。
なんだか京都の心意気を感じる♪

京都駅には何故か?鉄腕アトムやジャングル大帝レオがたくさんいる。
それが気になっていたのでポスターを見ると
KYOTO手塚治虫ワールドとある。
じゃあちょっと行って見ましょ!
っつーことで探すと、劇団四季の京都劇場の向かい側にあった。

特にこれといった目玉はなさそうだけど、
入場料¥200を払うと手塚治虫アニメが見られて、全作品の漫画が読み放題。
アニメが始まるまで5分ぐらい時間があったので、
前から気になっていた漫画を探してみることに。

「ワンサくん」って知ってますか??
私が小学生の頃、TVでアニメをやっていて、大好きだった犬のアニメ。
確か野良犬たちの話で、ちょっと悲しくて切ないような、
そうミュージカルのキャッツのようなストーリーだったような記憶があり、
よく私はワンサくんの絵も描いていた記憶もある。
私の周りのいろんな人にワンサくんについて聞いてみたけど、
意外とみんな知らない。

端から端まで本棚を探して、やっと「ワンサくん」があった!
すげー嬉しい!
内容は、時間もなかったので斜め読みだったけど
やっぱりかなり辛辣なワンコの話だった。
今度、古本屋でも探してみようと思う。

アニメは「鉄腕アトム」だった。
やっぱり手塚アニメは、テーマが重いけどしっかりしていて好きだ。

そして同じフロアに、行こうと思っていた京やさい料理の店・接方来があったので今夜はここで食事。
ここがホントに京野菜がメチャメチャ美味しかった♪
気分よくお酒も飲んで、美味しいものたくさんいただいて幸せ。

さて楽しい旅行も残り一日。
明日はどこに行こう・・・?!

(続く)

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管理人のポンちゃんです。
我が家のハッスル犬、バセンジーのはぐ♂4歳と
ロッケンロール大好き夫婦のドタバタ生活のエピソードを紹介します。

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