ありがとう・・。2006/08/03 23:11:22

若き日の長男と次男。
昨夜、実家の両親から悲しい知らせがあった。
私が結婚前から暮らしていたアメリカンショートヘアーのチャコ(♂ 18歳)がとうとう老衰で息を引き取った。
結婚して家を出るまでは、たとえ引越しをしても、毎晩必ず私の部屋で眠っていたほど仲良しだった。
結婚するときには本気で一緒に連れて来ようかと悩んだ子でもあった。

チャコが亡くなる前日、相方がおみやげに山梨銘菓の「信玄餅」をいただいてきた。
我が家で何の気なしにそれをいただきながら
「あぁーこれチャコが大好物なんだよー 食べさせてあげたいなー」
と私は発言していた。
こういうのって、何かの知らせなのだろうか?

チャコとの出会いは、ちょうど18年前の熱い夏の日。
HOUND DOGがまだ全盛時代、ちょうど西武球場 5days Live 「175,000人の西武球場」の2日目だった。
ライヴから戻って玄関を開けたら、見慣れない超・カワイイ子猫ちゃんがっ!
「お前、誰?」
その子猫はもうすっかり我が家気取りで猫撫で声で
「にゃ~ん♪」
と鳴きながら擦り寄ってくる。
近所で捨てられていた子猫を母が拾ってきて、
時間がなかったので、とりあえず玄関へ放り込んでいったのだ。

ちょっと待て!
その夏は、ノミが大量発生した年で、我が家の先住猫のビッケのノミ退治に苦労してし たばかりだった。
私は子猫の身体を大至急チェックする。
すると、おおぉ~! いるいる。
帰宅した母と私のふたりがかりで子猫をシャンプーしたら、出るわ、出るわ、洗面器が真っ黒になるぐらいの蚤が出た!
無事にノミ退治も終了し、子猫は「チャコ」と名づけられ、うちの家族になっ た。

頭でっかちでホントにカワイかった子猫時代。
ゴロロ~ゴロロ~とノドを鳴らしながら、擦り寄ってくるけど、布団の中には絶対に入らない暑がりチャコ。
私がくしゃみをすると「うるちゃいにゃー!」と怒るチャコ。
大好物のトウモロコシを茹でる匂いがすると鼻をクンクンさせてどこからともなく 現れるチャコ。
弟分ができた時には、怖がる子猫の母親代わりになって、肉球を吸わせてあげていた優しいチャコ。

晩年は、目が見えなくなって、真っ暗な世界でほとんど動かずに暮らしてい た。
もう何年も前からすっかり視力をなくしていたのによく頑張ったね。
最後は眠るように安らかだった・・と母から聞いた。

チャコ、18年間も長い間、本当にたくさんの思い出をありがとう。
今頃は虹の橋のたもとで目の見えるようになって、
先に逝った弟猫や実家のワンコたちと遊んでいるだろう。
君に逢えてよかった。
ありがとう。


写真は元気だった頃のチャコ(右)と現在も19歳で頑張っている長老・ビッケ。(左)
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管理人のポンちゃんです。
我が家のハッスル犬、バセンジーのはぐ♂4歳と
ロッケンロール大好き夫婦のドタバタ生活のエピソードを紹介します。

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