破壊王「はぐ」のハッスル生活

さいたまスーパーアリーナで行われたフィギアスケート JAPAN OPEN 2006を観に行った。
１０年ぐらい前にアイスショーを見て以来の生フィギアだ。
３地域対抗の団体戦だが一応は競技会。
試合形式のスケートを生で見るのは初めて。
まぁメンバーを見る限り、絶対に日本が勝つのはわかっていたけど、
やっぱり世界で戦っているメンバーはスゴイ。
そしてエキシビジョンで滑ったプロスケーター荒川静香には、満員の観客は大歓声で酔いしれた。
目の前で見るイナバウアーはやっぱり本当に美しかった♪

トリプルxトリプルを決めた安藤美姫は荒川にあこがれているんだなぁーということがなんとなくわかった気がする。
彼女にも荒川のような優雅でエレガントな立ち振る舞いが備わるといいのに・・・。

そしてやっぱり浅田真央ちゃん。
一番最後に滑るというプレッシャーもあっただろうに、まったくのノーミス。
しかも真央ちゃんのジャンプは滞空時間が長いような気がする。
あとは表現力が備われば怖いものなし！
どうかこのまま４年後まで成長してくれぃ！

男子はジャンプひとつとっても迫力がある。
今や日本男子のエースの高橋大輔は、ヤンキーだった・・・。
一緒に出場していた本田武史がとてもオトナに見えた。
それ比べて海外の男子選手はナゼあんなにみんなイケメン揃いなんだろう？
「ルックスがよい」というのがスケートを始める第一条件なんだろうか？
追っかけと思える女性ファンもたくさんいた。
確かに日本のファンにしてみれば、なかなか海外の選手を生で見られる機会はないだろうから、燃えるはずだ。
今回私がすっかりファンになったのは、ロシアのアレクセイ・ヤグディン。
ソルトレイクシティオリンピックの時の金メダリスト。
今はもうプロスケーターに転向していて、ピークの時のすんごいステップこそないけど、現在ステップ中心の男子の流れは彼の影響によるものが多い。
サービス精神旺盛で、観客に対する気遣いがスゴイ。

スケートを見ているといい曲もたくさんで、クラシックの名曲なんかも聴きたくなる。
そんなところに目をつけるＣＤレーベルもあるようで、あの「トゥーランドット」をはじめ、フィギアによく使われる曲ばかりを集めたコンピレーションＣＤなども会場で売っていた。
確かに買ってしまいそうだ。

生で見たフィギアスケートは、フリー練習の時の迫力が一番すごかった。
選手全員が一斉にリンクに出てきて銘々ジャンプやターンでウォーミングアップをする。
その時は音楽も流れていないので、エッジが氷を削る音、風を切る音がスゴイ。
今度はぜひ世界選手権を見に行きたい。