破壊王「はぐ」のハッスル生活

２泊３日で、相方の実家、仙台へはぐを初めて連れて行った。
実家は昔は甲斐犬っぽいmix犬を飼っていたそうだが、
今は両親と９歳になるメス猫ミーちゃんが暮らしている。
このニャンコが元・野良猫なのに、
今ではすっかりお嬢猫に成り上がっているのだ。(汗)
そんなワケで一番その子とはぐの関係が心配だった。
実家へ到着して、まずは、はぐのハウスを設置すると
さすが猫だ！　ミーはハウスへ入ってしまった。
そしていよいよ初めてのご対面。
お互いに大興奮！
はぐ　「猫ぢゃんっ！！遊ぼーぜぃ！」
ミー　「ナンなの～～？！　この変な犬！あたしんちに入って来ないでよっ！」
という具合にまったく歩み寄りはできず・・・。
お互い初めてだから仕方ない。

実家の両親とも、もちろん初めてのご対面。
バセンジー自体が初めて見る犬で、しきりに
「毛が短いねー」
「シッポがカワイイ」
「眉間にしわを寄せて何を悩んでいるのかしら？」
と興味津々。
初日こそ、はぐも初めてのお家で落ち着かない様子だったけど、
長旅の疲れもあって２日目からは余裕が出てきて、
みんなのいる前でごろ～んと寝転んだり、
人間がご飯の時にもちゃんとハウスで寝たりできるようになった。

でもね、私には気付いたことがあるのだ。
私の実家に行ったときでもそうなんだけど
案外はぐって気を使っていい子にしているんだよね。
だって寝室とかへ入って、私と相方の３人だけになると、
途端にストレス発散・・！とばかりに暴れたりするのだ。
そんないい子ぶりっこのはぐに実家の両親もかなりご満悦で、
帰る頃には　「はぐちゃん置いて行ってもいいよ。」
なんて言うぐらいラブラブになってくれた。

かわいそうなのは猫のミーだけだ。
私がお風呂から出て部屋に戻ろうとすると、待ち伏せしていて
「ちょっと、ちょっと、ポンちゃん！　あの犬なんで連れてきたのさ～！
どうにかしておくれよ。　私がみんなにスリスリ甘えられないじゃないさっ！」
とすごい勢いで抗議して来た。
犬と暮らしたことにない９歳の猫に突然バセンジーはそりゃあハードだわさ・・・。
ごめんね、ミーちゃん。

でもホント、初めてはぐに海を見せてあげられたし、
仙台の両親にもご対面させられて、 短いひと夏の経験で、
はぐがちょっとオトナになったような気がする・・・
親バカな旅だった。